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その1 Voiceの設定とアプリの購入
Google Voiceが出来るようになり、安く国内外通話が可能になりました。
通話料金は概ね、固定電話へは、0.02ドル/分 携帯電話へは、0.1ドル/分(詳しくはサイトで確認して下さい)
正規の方法では、現在日本国内からGoogle Voiceの電話番号が取得できません。さらにアンドロイド端末に、Google Voiceアプリをインストールしても発着信は出来ません。
所が、日本でGoogle Voice Numberを取得してAndroid端末から通話が出来る方法がありますのでメモとして残しておきました。
【確認】当方では不具合等の発生はありませんが、万が一この方法を参考にされて起きた予測不能な事故に一切管理人は免責とさせて頂きます。自己責任において参考にされて下さい。
まずは、Google Voiceの設定方法から
支払情報を入力します。国、カード番号、有効期限、住所、請求先住所、カード名義人、電話番号を入力し、利用規約に同意すると購入は完了。『Google Voice』で$10分の通話ができるようになります。$10ドルは約788円(2012年5月31日12:00現在)
この時点で知人の携帯電話に電話をかけてみます。通話音質は、携帯電話同士の通話よりやや落ちる印象ですが特に問題はないレベル。ただ、電話番号が「非通知」でかかってしいます。
Google VoiceはGoogle playで公開されており、インストールも可能です。ただし、国際SMSを送信するなどの機能があるようで、かなり余計な出費が知らないうちに増えてしまいます。
このため、Android用のGoogle Voiceはインストールせずに、Google Voiceを利用するためのアプリ、Groove IPを使うことにします。Groove IPは有償アプリであり、$4.99(393円)とAndroidアプリとしては比較的高価です。
PCからでも可能ですが、画面キャプチャをとったので、Android端末でインストールする方法を説明します。Google playにアクセスして、Groove IPで検索して下さい。
QRコードからはこちら
Groove IPをタップして、購入手続きをします。購入後、少し待つと、自動的にインストールが開始されます。
Groove IPの初期設定
インストール完了後、Groove IPを起動すると、Googleアカウントの入力画面が表示されます。Google VoiceでクレジットしたGoogleアカウントと、パスワードを入力して、Sgin Inをタップして下さい。
Googleアカウントにログインが成功すると、Groove IPの設定画面が表示
設定はデフォルトのままで構いません
Groove IPでGoogle Voiceを使って通話
初期設定が終わった後にGroove IPを起動すると、ダイヤルパッドが表示されます。日本国内への通話は国際電話扱いとなるため、市外局番の0をのぞき、+81を先頭に追加してダイヤルします。始めの”+”は”0″の長押しで入力出来ます。
Gmailの連絡先は複数の電話番号が登録可能ですが、残念なことにAndroid4.0以前のOSでは、Groove IPから電話帳を参照しても始めに登録されている電話番号しか認識しません。予め電話帳に国際電話番号形式で登録しても意味がありません。
なお、Android4.0以降(一部の機種では2.3.4以降表示可能でした)では表記可能です。
その2 Google Voice Number取得の準備作業
基本的に日本でのGoogle Voiceを使用可能にしても、Google Numberの取得は現在できません。これは日本の通信会社との法令(電波通信法???)の絡みと思われます。
なのでGoogleNumber取得しても発信は“番号非通知”でした。
ところがアメリカのGoogleNumber取得方法の裏技(無料)がありましたのでメモとして記しておきました。
日本国内のIPでサイトにアクセスするとフィルタリングされてしまいGoogle Numberの取得サイトには接続ができません。
このためアメリカ本土のIPを取得して、そのIPを経由してアクセスすることにします。
Hotspot Shield のインストールする
1.Hotspot Shield から、Hotspot Shield Freeをダウンロードします。
2. HSS-2.24-install-anchorfree-244-ask4というファイルがダウンロードされますので、それを実行します。
3.インストールを実行します
4.インストールが始まります
5.インストールが終了しFinishをクリックして終了
6.インストールが完了するとコネクト状態になっています。接続を切るには、タスクトレイからDisconnect/OFFを選びます
7.ブラウザが開きますのでWeb上で「Disconnect」すると元のIPに戻ります。接続する度、割り当てられるられるIPは変わります。
次に無料でアメリカの電話番号を取得できる「Whistle Phone」をインストールします。理由はGoogle Number取得時にGoogleから認証作業があるからです。
この時点でアメリカ国内の電話番号以外は認証されません。
そのためGoogleが発信した電話をアメリカの電話番号でうけて承認を受ける必要があります。
「Whistle Phone」をインストールする
画面右側に、iPhone、Mac、WindowsとOS別に分かれていますので、該当するOSを選択してダウンロードします
1.ダウンロードした「Whistle.msi」をダブルクリックして実行します。
2.セットアップウィザード(英語ですが)が立ち上がるのでインストール
3. Whistle.exe を実行します
4.開いたウィンドウの Create a Whistle Account をクリックします
5.入力フォームが開くので入力します(*印が必須項目です)
6. 利用規約とプライバシーポリシーに同意して、「I Agree ? Signup」をクリック
7. 2月にグラミー賞の発表のあったビバリーヒルズ地域での番号ゲットを試みてみます。
全てセレクト方式ですが、ZIP/Postal Code のみ手入力します。
8. area code を入力します
9. 番号が空いていれば、Whistle Number:(モザイクで消えている部分)に番号がGetできます。
10. 「I’ve Activated ? Start Calling」をクリックします。先ほど登録したメールアドレスにメールが届いているので開きます。
送られてきたメールの「Visit this url to activate your Whistle service: 」と書いてある下のURLをクリックします。
11. 取得完了
12. PC上には電話ツールが立ち上がっていることと思います。モザイク部分に取得した番号が表示されます。
Google Voice Numberを取得する
13. 1.のHotspot ShieldをONにした状態で、Google Voice(USA)にアクセスします。
https://www.google.com/voice?pli=1#inbox
アカウントから言語をENGLISHに変更します。
トップページに戻ります
14.「Upgrade My Account」が表示されました
I want a new number をクリック
15.エリアコードもしくはzipコードを入れます(Beverly Hillsで良ければ90209と入力します)。そして、Search numbers をクリック
16.番号リストが表示されるので、希望の番号にチェックを入れてContinueをクリックします
17. モザイク部分に取得できたGoogleNumberが記載されています。
Voicemail にアクセスするための任意のパスワード(PIN)を数字4桁(メモしておきましょう)で入力します。確認のため再度同じパスワードを入力します。
18. Phone Number に 「Whistle Phone」で取得した電話番号(10桁)を入力
19. 上のモザイクに先ほど登録した「Whistle Phone」のナンバーが入ります。下のモザイク部分にGoogleが発行した2桁の数字が入っています。
この数字がGoogleから電話がかかってきて際に入力する認証番号なので必ずメモして下さい。
Call me now をクリックすると、電話がかかってきます。
電話がかかったら、パソコン上のWhistle Phoneに二桁の認証番号を入力します。
20. Google Voiceの画面に表示されて終了です。
先ほど登録した「Whistle Phone」にGoogle Voiceで電話してみると、Google Numberが表示されます。もちろん自分の携帯電話宛にCallして“取得した番号”が表示されています。
(この確認作業は必ず実施して下さい)
Google Voiceはスカイプと同じように通話時に1秒ほどの時差があります。
これは、アメリカのGoogle Voiceに接続しているため国内通話でも、日本→アメリカ→日本と、長距離通話になるためです。
予め了承の上利用して下さい。
この時点で、Google Voice Number は取得できていますが、日本で日本の携帯電話に発信しても”非通知表示”と最初なる場合が稀にあるようです。
この場合、2~3週間おきにWhistle PhoneにGoogle Voiceで電話してから、日本の携帯電話などに発信してみてください。
理由は判りませんが、最大40日後に”発信番号表示”が出来た方もいました。
Hotspot Shield は、小刻みにポップアップ広告やウェブ上に広告が登場してきます。また、Hotspot Shieldを起動していない時もポップアップされます。管理人は監視されているような気もするので、今回のGoogle Voice Numberを取得後念のためアンインストールしました。
【追記 2012.07.04】
上手にインストール出来ないという、書き込みがありました。
もう一度よく読んで間違えずに再度チャレンジして下さい。
またアプリのDownload際、使用しているインターネットブラウザによってはDownload中にソフトが壊れてしまうケースがあるので、インターネットブラウザを変えてみる事も考慮して下さい
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