4月8日、NokiaのフラグシップWindows Phone端末「Lumia 900」を発売した。
Lumia 900端末とは?
スマートフォン市場でのシェア挽回を狙うWindows Phoneにとって切り札ともなる、Nokiaの最新端末。
Lumiaシリーズは2011年11月から欧州やアフリカ、アジア、南米で販売されている。世界規模での展開状況は「Nokia Lumia Momentum Map」で確認できる。
Lumia 900の特徴
「大型ディスプレイ」と「初のLTE対応」が特徴
Lumia 900は4.3インチのディスプレイを採用、Lumia 800や710の3.7インチと比べて一回り大きい。同じ4.3インチのスマートフォンとしては、Samsungの「Galaxy S II」や「Xperia acro HD」。
Lumia 900のディスプレイはNokia独自のAMOLED ClearBlack技術を採用、Lumia 800同様にコントラストの高い、くっきりした表示が特徴。
画面解像度はすべてのWindows Phoneで共通のWVGA(480×800ピクセル)のため、アプリの互換性は問題ない。
ソフトウェア
Windows Phone 7.5(Mango)を搭載。
搭載OSの名称は「Windows Phone 7.5 Mango Commercial Release 2」
Lumiaとしては、初めてWi-Fi経由でのテザリングに対応している。
テザリングはWindows Phone 7.5の新機能。
AT&T版とグローバル版の違い
2種類のLumia 900について。Lumia 900には、大きく分けてLTEに対応した「AT&T版」と、MWCで発表された「グローバル版」の2種類。
違いはLTEへの対応で、グローバル版はLTEに対応していない。こうした差が生まれたのは、米国以外の国でのLTE対応状況が異なることが理由。
グローバル版は高速な3G通信「HSPA+」に対応、下り最大42Mbpsでの通信が可能。
カナダのRogersバージョンで、端末にはNokiaロゴしかないが、RogersのLTEネットワークに対応している。
果たしてLumia 900は売れるのだろうか? Microsoftのお膝元である米国においてもWindows Phoneのシェアは伸び悩んでおり、Lumia 900での大きな巻き返しが期待されている。
そういう意味では、2年契約時で99.99ドル(約8000円)という戦略的な価格は心強い。Amazon.comではLumia 900が売上ランキングのトップを独占した。
日本上陸の発表はまだ無い
Amazon.comでは、当初$49.99(2012年4月20日確認)で発売していたが、現在は更に下がり$39.99(6月2日確認)で発売中!
なお、この価格はPrice varies based on service type/契約内容によって価格が変わると書かれてます(しかし安い)
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